カナ表記では正確さに欠ける?

昔、今の運転免許(ICチップ入り)よりももっと前の話し。


私が何回目かの免許更新時(更新当時:昭和62年)までの免許証は1枚タイプではありませんでした。ベースとなる台座の紙があり、その上に代書された写真付きの紙が合わさった2枚仕立てのパウチッコ免許証でした。


で、またその前の免許証は右下にある免許種類欄上方のスペースに本人の名前がカタカナで明記されていました。(赤線で囲まれている部分)
ここに記される名前の表記にはある法則があったそうです。





それは、「音読み」ではなく「訓読み」であった事。
そして、濁音・半濁音表記ができなかった事。
そのせいで、正確なカナ表記ができていませんでした。


私の名前は全て訓読み発音でしたし、濁音も半濁音も入らない名前でしたので正確なカナ表記がされていました。
ところが私の父の名前は「昭三:しょうぞう」でしたので、音読みもあり、濁音もありましたので「ショウゾウ」ではなく「アキサン」とされていました。


今では免許種類欄も変わりましたし、カナ表記なんて知らない方もいらっしゃるかと思いますが、昔の免許証には色々と面白い表記があった事も事実です。


ご存知の方はいらっしゃいましたかぁ〜?


ちなみに、免許証番号の頭4桁(私の場合であれば“4478”)の頭2桁は県を表し(千葉県)、残りの2桁は最初に免許を取得した西暦の下2桁(この場合、1978年ですね)だそうです。
それと、最後の1桁は免許証の再交付回数だそうです。(私は一度も再交付しておりません( ̄^ ̄))